一人ごっつ/松本人志

お笑いについては最近テレビを見ないから
あまり詳しくは知らないのだが
それでも言えるだろうことは
まだ松本人志に位置に届く芸人がいない ということ
松本人志はおそらく初めて「お笑い」に「覚悟」
を持ち込んだ
そして徹底した
先人がやれなかった やらなかったことをやり
自分のやりたかったことをやり
その内面こそも曝け尽くした
尽くしてしまった
どんな面白い事を 言うか とか するか
ではなく
その覚悟こそ 次元の違いを生む
絶対値で計らせない それ独自の単位が要る
松本人志は「笑い」にこだわる(縛る?とも言うのか?)
向井秀徳は「ロック」にこだわり マイルスは「ジャズ」に
藤子不二雄黒田硫黄は「漫画」にこだわった 
しかしそれは手段として だ
ジャンルを手段としたものは表現者(オリジナル)となり
目標としたものはなんて言うんだろう 洗練者? 職人とか
石野卓球とかコルトレーンとかがそうだな(そのジャンルの中での天才)
で オリジナルとか関係なく「天才」とか「カリスマ」としか言えない輩も
いるのが参る(EYヨとか なんなんだ)