アナルバロック/秋田昌美

を読み終えた 
偶然見つけたのと「ぐろぐろ」を読んだこともあって買った
が 面白い 芸術行為としての糞の扱いが出ると
他の著作とも内容が重複してしまっているが仕方が無いか
尻 糞に対して民族学的に また精神分析学的に
そしてフェティッシュな視点も忘れない
作者の筆致に倒錯も混じっているからこそこの人の文章は好きだ
その点が「ぐろぐろ」とは違う読み物としての印象をくれる
当然のようにアナルファックについての言及があり
もともとは獣姦の一種と見なされた などの説明もあり
SM視点からの話なんかもあったが
「ぐろぐろ」にあったようなアナル拡張の話は触れられていなかった
そういえば他の本でもなかったかもな
とりあえずこの人の本はあとノイズウォーとボディエキゾチカは欲しいなぁ